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子どもの「お腹が痛い」に隠れたサイン:受診のタイミングと見極め方

子どもが「お腹が痛い」と訴えることは、日常茶飯事です。一過性の便秘や食べ過ぎ、精神的なストレスによるもの(心因性)から、急を要する病気まで原因は多岐にわたります。今回は、親御さんが戸惑いやすい「受診の目安」について解説します。

様子を見て良い場合と、受診すべき場合

言葉でうまく症状を伝えられない小さなお子さまの場合、お腹の痛みを「不機嫌」や「泣き続ける」ことで表現することがあります。以下のポイントを観察してください。

  • 様子を見て良い目安:痛がっていても、しばらくするとおさまり、おもちゃで遊んだり笑顔が見られたりする。水分が摂れており、激しい嘔吐や発熱がない。
  • 早めに小児科を受診すべき目安:痛みがどんどん強くなっている、痛みの間隔が短くなっている、お腹を触られるのを嫌がる。また、発熱、度重なる嘔吐、下痢、血便などを伴う場合。

小児科でのアプローチ

小児科では、丁寧な問診とお腹の触診、必要に応じて超音波(エコー)検査や血液検査などを行い、痛みの原因を絞り込んでいきます。「ただの腹痛」に見えても、中には盲腸(虫垂炎)や、腸の一部が入り込んでしまう「腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)」など、外科的な治療が必要な病気が隠れていることもあります。

当院では、お子さまの症状を総合的に評価し、お薬による内科的治療で対応できるか、あるいは専門的な手術治療が必要かを見極め、適切なタイミングで外科へとバトンを繋ぐ役割を担っています。「いつもと違う泣き方をする」「痛がり方が激しい」と感じたら、迷わずご相談ください。